Kurt Schmid


クルト・シュミットKurt Schmid
 1942年ウィーン生まれ。ウィーン国立音楽大学にてルドルフ・イェッテルにクラリネットを、ハンス・スワロフスキーに指揮を学び、1963年
卒業と同時にウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団首席クラリネット奏者となり、以後2003年まで同楽団奏者として活躍。オーケストラ演
奏の傍ら、ウィーン・コンツェルタンテン・シュランメルカルテットやコレギウム・ヴィーニーズほか多数の室内楽演奏、作曲なども精力的に手
がける。
  演奏活動だけでなく後進の指導育成にも取り組んでおり、1970年よりウィーン音楽セミナー、1980年よりウィーン国立音楽大学講師を
務め、オーストリアはじめ日本、香港、韓国、ウクライナほか世界各地での講習会に講師として招聘されている。1993年にはウィーン・クラ
リネットオーケストラ芸術監督・指揮者に、1996年にウィーン音楽セミナー芸術副監督となっている。
 欧州各地での芸術活動の評価も高く、1997年にオーストリア共和国国家認定教授称号を授与された他、1999年ルーマニア国立オラデ
ア管弦楽団名誉監督・指揮者、2002年ウクライナ国立チェミヴツィ管弦楽団名誉指揮者、ルガンスク芸術管弦楽団芸術監督ならびに首
席指揮者、ウィーン市名誉勲章銀メダル、2010年には最高水準の貢献を認められた芸術家にのみ与えられるオーストリア共和国名誉十
字勲章を授与されるなど、世界各地から数々の名誉称号を授与されている。1942年ウィーン生まれ、R・イェッテル氏のもとウィーン国立音
楽大学で学ぶ。21歳の若さでウィーン・トンキュンストラー管弦楽団のソロ奏者となり、以降ウィーンを代表するクラリネットソリストとして活
躍。
 主な受賞歴
  オーストリア科学芸術名誉十字勲章第一等(2010年)
  ウィーンの名誉銀メダル、
  金のフォーテュナ(キエフ、ウクライナ)名誉賞
  ウクライナ三等功労賞(ウクライナ大統領より)
  ルハンシク市名誉勲章(ルハンシク地方の文化発展貢献)
  ルハンシク市功労者

 
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